rk_southsideの日記

絶叫ぎりぎりZ世代

アウトドアと安全管理

アウトドアに興じる人口が増えたのは嬉しいことだが安全管理に関して懸念がいくつかある。当ブログは一般的な安全管理の考えとはまた違った角度での見方の例だ。

初心者が閲覧する情報でありがちな、このアクティビティの安全な装備はこれ!のようなお手本が支持されることは果たして本当に安全なのかという懸念だ。

 

先週とあるYouTuberの動画を拝見した。

その方はSUPフィッシングの安全を啓蒙している方で、私はInstagramYouTubeチャンネルも登録しチェックしていた。

その方の動画で【これが本当のSUPフィッシング】と題した動画だった。内容は自分のSUPフィッシングのやり方を啓蒙しているのだが、他のやり方はありえない、危険である。と他者を非難するような内容だったように私には思えた。

これまでSUPフィッシングにおける安全啓蒙には賛同していたが、安全のありかたという面では賛同できなかった。

 

そこでアウトドアにおける安全管理について私の考えを書いてみることにした。

私はアウトドアにおける大前提は【自己責任】であると思っている。

 

一度漂流したダサいやつの話なんか聞きたくねーよという方はそっとこのブログを閉じていただきたい。

私はアウトドアのプロでも無いので、当ブログの質という点ではあまり有益ではないことも自覚している。

 

自己責任と言ったのは、怪我しようが死のうが自分の責任であるからに他ならない。

自然に身を置くとはそういうことだ。

一方同じフィールドで活動する人、同じ目的をもつ人というのはこの限りでは許されないとも思う。そのような状況では相互扶助の精神が最も大切になる。

そのような間柄であれば、これが正しい。それは間違っていると議論をするのは当然だろう。同じフィールドとなれば他人の危険は相互扶助の観点からして自分の危険になりえるからだ。

自然に身を置く以上他人に迷惑をかけることは避けられない。社会生活を営む人間が自分の欲求に身を任せて社会の管理の管轄を超えて活動しているのだから当然だろう。

 

 

話を戻す。私の見た動画では、他人にこれが絶対安全なのだとルールを個人的に作り、それ以外の楽しみ方を非難するスタンスだった。

これはまさに自己責任で楽しんでいるところに他所のフィールドで活動する者が口出ししている状況だった。

初心者向けに【安全に楽しむにはこんな知識がある。】【こんな考え方がある】という啓発活動は非常に有益だと考える。

しかし今回の動画のような【これが絶対である】という考え方は、刻々と変化する自然の中ではかえって危険なのではと感じた。

 

アウトドアに興じる紳士淑女の皆様はいったいどのように考えるだろうか。