rk_southsideの日記

絶叫Z世代

サツキマスという魚を求めた2023年 初夏

釣り人たるもの憧れの魚というものがいくつか存在するはずだ。

釣りのきっかけになったあの魚。

その場所にしかいないあの魚

伝統的釣り方で狙うあのSacana

記録に残るようなSacana

誰かとの思い出のあのSacana

一度はお目にかかりたいあのSacana

Sacanaを羅列するとMAXのラテン系ダンスチューン『Tacata』が脳内再生される。のは私だけだろう。

 

 

釣り人一人一人に何かしらのストーリーがあり、その到達点として憧れの魚が存在している。

 

私は比較的様々な魚種を狙う人間で。必然的に憧れの魚も多い。

その中でも【サツキマス】という魚を2023年は一つの目標としていた。

サツキマス https://sotoshiru.com/articles/91724より引用


幻の魚と言われるサツキマスだ。

このアラスカにでもいそうな魚が温暖な高知県で釣れるというのだ。

その事実を知った私だが2023年1月時点で、この魚についての知識はほとんど無い状態だった。

サツキマスはアマゴが海で成長し産卵のために川に遡上して来たものだ。

アマゴよりも大きく、体側の模様も薄くなり銀色の美しい輝きに変わる。

その姿は清流の宝石と称される。

CartierTiffanyBVLGARI、Vancreef、HarreyWinston、Satsukimasu

これらを世界6大なんとかと呼ぶ

 

高知県で釣れるという情報は入手したが一体どこの川で釣れるのかも分からない。

インターネットにも情報はほとんどない。

そこで比較的近場でアマゴの生息する。規模の大きな河川に狙いを絞った。

仁淀川四万十川だ。

 

結果は惨敗だった。圧倒的予算不足とメンタルの問題だ。

生息しているのかさえ分からない川で、正しい釣り方なのかさえ分からないまま1日中ルアーを投げ続ける修業を私は成就できなかった。

2月~7月まで合計5回の釣行を行った。度重なる遠征費用。タックルに予算を注ぎ込み過ぎたこと。ルアーを1日10本ほどロストしたこと。変なタイミングでカヤックフィッシングを始めたことが主な原因だ。

そのせいで一番狙い時だった6月初旬に全力で狙えずシーズン終了となった。

しかし、最近とあるショップでの店員さんとの会話でサツキマスの確実な生息域も分かった。来年は全力で6月に狙いを定めて万全の準備をして、どんなジュエリーよりも美しい銀色のサツキマスのブリンブリンを首から吊り下げ。

Show me what you got now Sacanaと叫びたい。